ゴッホのひまわりは何枚ある?安田火災のひまわりはレプリカ説!?

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ『ひまわり』は日本人ならば誰でも知っているぐらい有名な作品です!!

ですがゴッホの『ひまわり』が何枚もあることは意外と知られていません!!

今回はそんなゴッホの『ひまわり』の枚数についてと『幻のひまわり』と呼ばれるゴッホの『ひまわり』について紹介していきたいと思います!!

ゴッホの『ひまわり』は何枚ある?7枚??12枚???

ゴッホの『ひまわり』と思い浮かぶのは“花瓶にひまわりが挿されたモチーフの作品”を想像すると思います!!

このように描かれたゴッホの『ひまわり』は…

7点!!

ですが、実はゴッホの『ひまわり』には“花瓶に挿されていないひまわり”も存在します。その作品を含めると合計で…

12点!!!

存在していることになります!!

ですが実はゴッホの『ひまわり』の12点の内、1枚はもうこの世に存在していません!!

ゴッホの『ひまわり』で焼失した幻の「芦屋のひまわり」とは?

ゴッホの描いた『ひまわり』でこの世に存在していない幻の作品があります!!

それが「芦屋のひまわり」と呼ばれている作品です。

ゴッホが南フランス・アルルで描いた2番目の「ひまわり」と言われています。

実は「芦屋のひまわり」と呼ばれている幻の作品は太平洋戦争の末期に阪神大空襲で焼失してしまっているようです。

「芦屋のひまわり」と呼ばれる作品は1920年(※大正9年)に日本の実業家・山本顧弥太が、白樺美術館の設立を検討していた白樺派の武者小路実篤に依頼されてスイスにて2万円(※現在の為替レートで約2億円)で購入!!

展示会

  • 1921年(※大正10年):東京京橋・星製薬ビルにて展示会開催
  • 1924年(※大正13年):大阪(3回目)の展覧会開催

その後、白樺美術館の設立の構想はなくなってしまい兵庫県芦屋市にある山本顧弥太の自宅に飾られていたようですが1945年(※昭和20年)8月6日にアメリカ軍による阪神大空襲にて焼失してしまいました!!!

ゴッホはなぜ『ひまわり』を何枚も描いた??

ゴッホが『ひまわり』を描いた時期はゴッホが南フランスのアルルで暮らした1888年から1889年の約1年間!!

ゴッホがなぜ『ひまわり』を何枚も描いたか??というとおそらくは身近なモチーフだったからではないかと考えられているようです。南フランスのアルルには、食用油であるヒマワリ油を採るため数多く栽培されていることからゴッホにとって身近なモチーフの一つだったと考えられます。

ゴッホにとって身近なモチーフで何枚も描いた理由とは別にもう一つ理由があったと言われています!!

それが…

『家(アトリエ)に飾るため』

ゴッホの“花瓶にひまわりが挿されたひまわり”は同じような構図をしているのですがこれはゴッホの南フランス・アルルでの拠点「黄色い家」の部屋に飾るためであり、ゴッホの別作品である『ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女』を中央に置き、その左右に『ひまわり』を配置するためだったという説があります。

この説はゴッホが手紙に記しているようですがどの作品を使うつもりだったかまでは判明していないようです。

※『ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女』…1889年にゴッホが描いた作品で5点あることが確認されています。

ゴッホのひまわりは日本のどこに展示されている??安田火災海上がバブル期に落札した『ひまわり』の金額は??

ゴッホの現存する「ひまわり」はアメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、そして日本にもあります!!

日本で見ることができるゴッホ『ひまわり』の所蔵先は…

SOMPO美術館

SOMPO美術館に所蔵されているゴッホの『ひまわり』は1987年3月30日に安田火災海上保険(※現在は損害保険ジャパン株式会社)が、イギリス・ロンドンのオークションハウス・クリスティーズで落札したものです!

なんと落札価格は…

2250万ポンド!!日本円で約53億円!!(※購入金額は手数料込みで約58億円)

安田火災海上保険の当時の代表取締役・後藤康男が東郷青児美術館(※現在SOMPO美術館)の入館者数が少ないことへのテコ入れとして購入!!

安田火災海上保険が購入したゴッホの『ひまわり』は1987年10月13日から東郷青児美術館(※SOMPO美術館)で一般公開され半月で入館者数3万5千人!!

なんとゴッホの『ひまわり』展示前までは東郷青児美術館の年間の入館者数は多くて約3万人!!たったの半月で前年比を超える大盛況ぶりだったようです!!!

しかし、当時の日本がバブル景気ということもありましたが、あまりにも高額な落札額であったため美術品の市場価格を崩壊させたと世界的に非難を浴びました!!

SOMPO美術館のゴッホの『ひまわり』は贋作!?エミール・シェフネッケルのレプリカ!?

SOMPO美術館が所蔵しているゴッホの『ひまわり』は1888年12月に起こった有名な「耳切り事件」直前に描かれたという説もあるようですが、ゴッホが描い『ひまわり』の中では5番目の作品となっています!!(※制作時期1888年12月から1889年1月)

しかし、SOMPO美術館が所蔵しているゴッホの『ひまわり』は贋作ではないか?という疑惑の声もあるようです!!!

1997年10月に英紙『サンデー・タイムズ』がエミール・シェフネッケルが描いたレプリカではないか??という疑惑を報じました。

エミール・シェフネッケル:フランスのポスト印象派の画家であり美術教師。エミール・シェフネッケルはゴッホ作品の最初の収集家の1人。実はゴッホの作品に筆を入れたのではないか?という疑惑があるようです。

英紙『サンデー・タイムズ』の報道以降、SOMPO美術館が所蔵しているゴッホの『ひまわり』は何度か調査が行われています!!

  • 1999年に研究調査の結果ゴッホの真筆と断定。
  • ゴッホ美術館の学芸員及び修復技官が再度調査。結果は真筆と報告。 

2度の調査で贋作であるいう疑惑は無くなったようですがゴッホとは別の人物による加筆の跡があることも発覚!!そのため、いまだにエミール・シェフネッケルとの関係があるという疑惑は残っているようです!!

まとめ

バブル期の日本企業は世界の名画を資産の一つとして購入し日本に持ち込みましたがバブル崩壊と共に名画は再び世界へ売られてしまいました!

しかし、SOMPO美術館が所蔵しているゴッホの『ひまわり』は現在でも日本で見る事ができる貴重な作品です!!是非見に行きたいですね!!!

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