パウルクレーの『新しい天使』とは!?反戦のポスターにも今後使用される??

ドイツの芸術家パウル・クレーの作品は現代芸術に大きな影響を与えた作品としても知られています。

そんなパウル・クレーの作品で一般的にとても馴染みのある作品が『天使』。または『天使シリーズ』と言わている作品です。

パウル・クレーの『天使シリーズ』とはどんな作品なのでしょうか???

パウル・クレーの作品『天使シリーズ』とは何??『新しい天使』作品が最初?

パウル・クレー(Paul Klee)は1879年12月18日にスイス・ベルン近郊ミュンヘンブーフゼーで生まれたドイツの芸術家です。

パウル・クレーの作品でとても人気があるシリーズがあります。それが…

『天使シリーズ』

パウル・クレーが最初に描いた『天使』は1920年か1921年に描かれた『新しい天使』です。

『新しい天使(1920または1921年)』

パウル・クレーが描いた『新しい天使』ドイツの哲学者ヴァルター・ベンヤミン(Walter Benjamin)が1921年に購入して生涯大切にしていたことでも有名です。

ヴァルター・ベンディクス・シェーンフリース・ベンヤミン(Walter Bendix Schoenflies Benjamin)(1892年-1940年)…ドイツの哲学者であり思想家。代表作品『複製技術時代の芸術』、『写真小史』など。

ヴァルター・ベンヤミンがパウル・クレーの『新しい天使』を「歴史の天使」と名づけて、ヴァルター・ベンヤミンは哲学的な思いを込めたとされています。

ヴァルター・ベンヤミンは第二次世界大戦中にナチスから逃亡中に『新しい天使』を友人であるイスラエルの思想家ゲルショム・ゲルハルト・ショーレム(Gershom Gerhard Scholem)へ知人に届けてもらっています。

『新しい天使』は現在もイスラエルに存在しておりイスラエル博物館に所蔵されています。

またパウル・クレーは死の直前となる1939年から1940年に掛けて『天使』の絵を多く描いています。

『新しい天使』では単純な線の上に水彩で着彩していましたが1939年以降の『天使』の絵は鉛筆の線画だけの表現となっており着彩はほとんどありません。

晩年に描かれた『天使シリーズ』には、『忘れっぽい天使』、『泣いている天使』、『天使というよりむしろ鳥』など題名がついていますが題名の意図についての詳細は不明です。当時は第二次世界大戦中であったこともあり戦争からの影響もあると言われているようです。

パウル・クレー作品『天使シリーズ』(※一部)

『忘れっぽい天使(1939年)』

『泣いている天使(1939年)』

『天使というよりむしろ鳥(1939年)』

『希望に満ちた天使(1939年)』

『鈴をつけた天使(1939年)』

『ミスエンジェル(1939年)』

『幼稚園の天使(1939年)』

『疑心暗鬼の天使(?年)』

『タイトル不明(1939年)』

『まだ手探りしている天使(※天使、まだ手探りしている)(1939年)』

まだ数多くのパウル・クレーの『天使シリーズ』があるようなので見つけたら追記していきたいと思います。

パウル・クレーの天使シリーズは通販やポスターでも人気??

パウル・クレーの「天使」は人気が高いので多くのポスター、ポストカード、マグカップのイラスト、Tシャツなどで販売されています。

Tシャツのロゴデザインとしても人気があるパウル・クレーの天使!!

パウル・クレーの『天使シリーズ』は反戦の意味合いでも使用されることが多く、ポスターなどにも使用されるようです。

パウル・クレー(Paul Klee)

  • 生誕から死没:1879年12月18日-1940年6月29日(60歳没)
  • 国籍:ドイツ(※スイス人・生まれがスイス・ベルン近郊ミュンヘンブーフゼー)
  • 絵画様式:アウトサイダーアート、シュルレアリスム

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